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zoom RSS 『我不是薬神』(邦題『ニセ薬じゃない!』)

<<   作成日時 : 2018/07/16 08:51   >>

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7月6日に公開され去年の『ウルフ・オブ・ウォー2』を上回る
興収を挙げているというこの映画。
中国人から微信で送られてきた映像で見ることができた。

監督は文牧野、
脚本が『クレイジー・ストーン』の寧浩、
主役の程勇が『ロスト・イン・タイランド』の徐崢。
文牧野は新人監督らしいが、脚本と主役の2人は
かつてその監督作品が驚異的大ヒットを飛ばしていて
彼らが監修を務めている。

程勇は健康保健品や大人の玩具を売る店を経営しているが
店の家賃も払えず、病気の父親の入院費用も滞っている。
そんな程勇のもとに慢性骨髄性白血病の呂が現れ、
この病気に効果的な高額の薬グリニックに効果がかなり近い薬が
インドで生産されているから、インドに赴いて代理店契約を取り、
中国で販売してくれともちかける。
認可されていない薬の密輸は捕まれば重罪だ。初めは断った
程勇だが、経済的に切羽詰まっているのでそこに商機を見出し
インドに行く。
グリニックは船で密輸、呂を始めスイス製の高価なグリニックが
買えないたくさんの患者たちの命を救い、
程勇たちも利益を上げる。

しかし、スイス製グリニックを独占販売していた企業に訴えられ、
警察にも目をつけられて、ヤバいと思った程勇はインド製グリニックの
購入ルートをニセ薬業者に売り払って足を洗う。
程勇は手に入れた金で縫製工場を開いて成功するが
呂はニセ薬業者がインド製の値を釣り上げたため、
薬が買えなくなり、悲観して自殺してしまう。
それを知って目覚める程勇。法か、情か、正義とは何か。

つい先日『手機2』をクランクアップした馮小剛も崔永元に反撃すると共に
早速この映画も見たらしく、後生畏るべし、と大絶賛している。
この映画には非常にリアリティがあると馮小剛が言った通り、
この物語は2015年に話題になった、自身が慢性骨髄性白血病を
患う陸勇の話をもとにしている。

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陸勇は初めスイスから輸入販売されているグリベックという薬を買っていたが
1か月23500元、1日の服薬量が800元するという薬代でたちまち工場経営者の
父親の金も底をつき、優秀な成績で大学を出て外資に勤めていた才覚から
インドで製造されているグリニック薬が同じ病気に効くことをつきとめ、
タオパオの海外に送金できる信用カードを購入してインドからこの薬を代理購入、
これだと1か月500元で済むという。
自分だけでなく白血病で苦しむ人たちのためにも代理購入して
検察に告訴されていたが、つい先日の7月5日に検察が不起訴にしたという。
営利目的でなかったことと、薬を偽造したわけではなく、輸入許可が下りていない
というだけで薬そのものに問題はなかったというのがその理由らしい。
奇しくも同映画公開の前日のことだった。

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スイスのノバルティスファーマ社の慢性骨髄性白血病の薬グリベック(1瓶2万3千5百元)



追記 数日前、李克強首相が輸入抗がん剤の関税を撤廃する
指示を出したことが発表された。まさに映画の力である。

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