馮小剛がテレビ娯楽番組の映画化に物申す

2月5日に公開された『奔跑吧兄弟』に
馮小剛が苦言を呈している。

『奔跑吧兄弟』は元々は韓国の人気番組
『Running Man』を真似て東方電視台が製作したテレビ
のバラエティ番組。
昨年の10月から今年1月にかけて15回にわたって放映し、
大人気を博した。
日本でもよくある芸人や俳優が素顔で出る娯楽番組で
実は私も結構ハマって全回見てしまった。

レギュラーとゲストの俳優がチームに分かれて繰り広げる
ゲームは他愛なく、
肉体勝負の耐久レース的を繰り広げた末に、
最終ラウンドは決まって背中に貼った名札を互いに取り合い、
敵のチーム全員の名札をはがしたほうが勝ちというものだ。

それのどこが面白いかと言うと俳優たちの地が出る点だと思う。
その性格や互いの関係がなんとなくにじみ出てくる。
レギュラー・メンバーは鄧超、王宝強、李晨、鄭凱、陳赫、王祖藍
の男優6人と紅一点のアンジェラ・ベイビー。
意外に根性の座ったベイビーや、
上海戯劇学院の同級生の鄭凱と陳赫がそんなに仲が良いわけでも
なさそうなところとか、鄭凱がベイビーに気があるらしいところなどが
話題になっている。

あまりに評判が良いので、4月からは第二シーズンが放映されるほか、
なんと撮影1週間で映画にもしてしまったという。
製作費は2000万元で、実質、ロケとギャラ代ぐらいだろう。
それが、ろくに宣伝しないで公開2日で3億を上げてしまったというの
だからすごい。
『一歩之遥』が撮影に半年以上をかけ、
ポスプロに2か月、製作費と宣伝費用合わせて
3億元とも言われ、それで興収が5億だから、
そのお手軽さと効率の良さにはすさまじいものがある。


実は日本と違って、ドラマが映画化されることはほとんどない中国。
むしろ逆に映画がドラマ化されることが多かった。
でも、それも少しずつ変わりつつあり、ドラマで人気だった
『北京愛情故事』は逆に映画化された。
稀な例である。
バラエティでは、スターとその実の子供が旅先で繰り広げる
小さな冒険を追う『爸爸去哪儿』が人気となり、
去年の旧正月シーズンに公開された映画版が大当たりした。
親子連れで見るのにもちょうどいいので
旧正月のお休み期間に家族連れで楽しんだせいだろう。
その後、人気オーディション番組もいくつか映画化されたりした
らしいが、それらはどれも不発に終わったという。


馮小剛は「俳優はそんな映画に出るべきではないし、
監督もそんなものを撮るべきではない。
製作会社もそんな企画に出資すべきでない」と
売れれば何でもいいという映画作りは中国映画のために
ならないと痛罵。
実は製作会社というのは最大手の華誼兄弟で、
馮小剛自身も大株主の1人の会社だから、
よほど腹に据えかねたのだろう。
ちなみにレギュラーの鄭凱も陳赫も華誼兄弟の契約俳優で
鄭凱は華誼の馮小剛が監督した去年のお正月映画『私人訂制』に
陳赫は今年の華誼のお正月映画『微愛』にも出ている。

うーん、馮小剛たち映画製作者の気持ちも分からない
ではないけれど、私も実は映画化を知って、見てみたいと思ったクチ。
番組そのままだったら、お金を出してまで見たいとは思わないが、
そのうちYOUTUBETUBEあたりにUPされるだろうから
そしたらやっぱり見てしまうだろうなあ。






































































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