わたしは潘金蓮じゃない

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新作の翻訳が出ました。
前作と同じ原作は劉震雲。前作の原題が『我叫劉躍進』で
今度は『我不是潘金連』と姉妹篇のようなので、
装丁も踏襲して色を変えただけで似た感じにしています。

実はこの作品の第一稿の校正を終えたところで
やれやれとお風呂に入っいてて倒れたため、
友人のCさんが息子に
「家にゲラ原稿があるはずよ」と言うと
「ゲラってなに?」と息子。
たまたま手元にあったゲラ原稿をCさんが写メして
送ってくれて、息子が彩流社さんに送り、
第二稿と第三稿は病院で校正、左手で訂正したので
刷り上がって本当に感無量です。

ちょうど馮小剛が范冰冰主演で映化したものが
中国では今年の中秋節公開だそうです。
私の好きな張嘉訳も市長役(しかも役名が息子と同名)
で出てるので、去年の冬に撮影中からプレミアに招んで
と頼んでいたのですが。どうも私は張嘉訳と縁がなくて
なかなか会えません。

この小説は訳していて、本当に主人公李雪蓮に同情したり
感心したり、声援を送ったりして訳しました。
権力に盾つく一介の女性、20年もコケの1年で北京に告発
しに行き続ける彼女に喝采します。
こういう「一根劲」な性格は私にもあるせいか、とても共感
します。北京語だと「軸」とも言うらしいですね。

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