ピンイン表記の英語読みに苛立つ日々

以前もチャン・「ツィイー」の表記について書いたが、
私は普段、中国人の名前をカタカナで表記することはなく、
漢字表記オンリーなので、
いまやっている仕事でピンイン読みをカタカナ表記するにあたり、
非常にいらだっている。
日本ですでに通用してしまっている中国人名のカタカナ表記が
あまりに原音と違うのだ。

岩波中国語辞典方式あるいは竹内実方式とやらで、
中国語には濁音がないというので、張ZHANGをチャン、と表記していたのにも
疑問だった。
それではCHANGと表記が同じになってしまうではないか。
ZHANGは濁音ではないけれど耳に聞こえる音は「ジャン」のほうが近い。
JIANGもQIANGと違うのだから「ジアン」のほうがいいと思うのだが
姜文も気づいたら「チアン・ウエン」という表記が定着してしまっていた。

最近は中国語が読めない人たちが勝手にピンインを英語だか
ローマ字読みしたカタカナが流通していて、
「JUN」や「XUN」を「ジュン」「シュン」としてしまっていた。
胡軍や周迅が「フー・ジュン」「ジョウ・シュン」になってしまっている。
より発音に近いのは「フー・ジン」「ジョウ・シン」なのに。
試しに中国語のできない日本人がカタカナ読みで発音したとして、
本人が自分のことだと認識するのは絶対に後者である。
徐を「シュー」とも読まない。「XU」は「シイ」が近い。
「シュー・ジンレイ」はやめて欲しいと思う。

いま、私はすでに流布してしまっている誤まった表記を
受け入れるか、
今回の仕事を契機に発音主義表記を定着させるべく頑張るか
おおいに悩んでいる。



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