マダム・チャンの日記

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zoom RSS 追徴税の嵐

<<   作成日時 : 2018/12/07 11:27   >>

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范冰冰に続いて次々とスターが多額の漏税の追徴税を支払わされている。
自発的に払った人も含めて、その数は551人に上るとか。
范冰冰の8億元はさすがにダントツながら、
去年57億元の興収を上げた『ウルフ・オブ・ウォー2』の
製作・監督・主演のウー・ジン、
夫婦で張芸謀の新作『影』などに主演している
ケ超と孫儷夫婦が2億元払った
といい、他にも黄暁明、周迅、楊幂、姚晨、趙薇、趙麗颖、
李易峰、胡歌、王凱などなど、そうそうたる顔ぶれが
リストに載っている。

画像

『ウルフ・オブ・ウォー2』

収入が500億元以上ある俳優の「影視工作室」という名の個人事務所が
集中的に狙われたそうで
これらの個人事務所は課税に優遇制度のある上海、横店、コルガスなどに
登記されているというのだが、上海や横店にあるのは分かるけど、
コルガスってどこだよ?と思って調べたら、新疆ウイグル自治区の
イリ・カザフ自治州というカザフスタンとの国境近くにある市で、
ここに事務所のある俳優や監督が、まあ、すごいこと、すごいこと、
范冰冰、呉京を始め、日本でも知られている人を挙げるだけでも、
ざっと韓寒、寧浩、黄渤、趙本山、徐静蕾、胡軍、呉秀波、張嘉訳、
とにかく中国で今、旬で稼いでそうな人がみんなこんな僻地に個人
事務所を名だけとはいえ置いているらしい。
よほどここの税制が甘いんだろうな。
中国税務当局からすれば金山を掘り当てたようなものだ。
いままで逃れていたのがザルだったわけで、
今後はおとなしく払わざるをえないし、やたらにバブルだった
俳優たちのギャラも適正価格に抑えるのが製作にとっても正常な道だろう。

ついでに、ラジオテレビ映画総局が最近、ドラマや映画の内容に
何は撮っていいが、何はダメというラインを示した。
(主として割と野放図だったネットドラマが最近は人気なので
見逃せなくなったらしい)
『ウルフ・オブ・ウォー3』がなかなか公開に至らないと思っていたら、
このラインに外国を仮想敵国と想定して戦う内容や武器の宣伝は不可と
いうのがあり、それに抵触しているのだろうと言われている。
正史は改編可だが、野史はいい、
つまり『三国志』はダメだが『三国演義』はいい、というのはまあ真っ当だが、
後宮の陰謀をやたらと強調する価値観は中華伝統文化に反すると、
最近日本でも人気の宮廷劇がやり玉にあがっていたり、
同性愛の題材は弱めるようにというあたりは微妙かなあ。
民国のドラマも人気だが、民国を美化した描き方や、
袁世凱や李鴻章といった北洋軍閥の人物の描き方は今後の検閲の
重点になる、など製作が慎重になるだろうことが予想される。

2019年が建国70周年、2021年は中国共産党成立百周年で、
人民の美しい生活を表現し、人民の幸福感、獲得感を体現すること
が重点となるそうだ。どんな作品が来年以降出てくるのか。
そろそろ始まるお正月映画も今年はパッとしないし、旧正月も早々と
名乗りを上げているのは、ジャッキー・チェン演じる『聊斎志異』の作者
浦松齢が探偵という時代劇と、中国SF小説界のホープ劉慈欣の原作
寧浩が監督の『疯狂的外星人』というSFぐらいで、
なんだ゜か妙に盛り上がっていないのが寂しい。
追記 劉慈欣原作は『流浪地球』だった。これも呉京主演。呉京主演で
旧正月公開OKなら、『手機2』も希望が。



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