黒衣の刺客

「黒衣の刺客」を見てきた。
「フラワーズオブシャンハイ」で寝た過去があり、
試写会で大勢が船を漕いでるのを目撃した情報もあり
エスプレッソドッビオを飲んでから行ったけど、
映像の美しさに息を呑むばかりで眠気には襲われなかった。

でも、これ、日本じゃない?と思う見覚えのある景色がたくさん。
案の定、あとでパンフレットを買って読んだら、
中国や台湾より日本のロケ地のほうが多いぐらい。

景色もだけど、出演者も実は豪華。
事前に姜文の妻の周韵が出ていることを知っていたから
彼女と、隠娘の母親役の咏梅も顔立ちに特徴があるので
分かったけれど、
イーサン・ルアンとニッキー・シエはエンディング・クレジット
を見るまで分からず。
アップのシーンがほとんどないので
顔がよく見えないのよ。

この耐え忍ぶ孤独な女侠客は、「グリーン・デスティニー」の
ミシェール・ヨーに通じるものがあり、
一方、ヒールな役というか、
正邪をあわせもった女侠客に大陸の女優をあてるところも
「グリーン・デスティニー」のチャン・ツイイーとかぶる。

ニッキー・シエの役はまるで日本の大奥のようなお話で
日本の時代劇がお好きという侯監督、
大奥も見ていたのかも~、と思ってしまった。

肝心の張震がスー・チーに次いで出番が多い割に
なんかパッとしない役なので残念。

そういえば、張震も王力宏もパパになったのに、
スー・チーはいまだに独身。
これまた役とかぶるなあ。

平日の昼間だったけれど、映画館は8割がた入っていた。
東京の上映館が渋谷と新宿の2館だけということもあるだろうけど
こういう映画にちゃんと人が来るところに
侯孝賢にはちゃんと固定のファンがいるなあと思った。
年齢層は非常に高く、シルバー料金だから、平日の昼だろうと関係
ないのね。
侯孝賢のますます極まる耽美主義傾向に
監督もいい意味でお年をとったということかなあと感慨深く帰ってきた。
昨今のお子ちゃま映画に不満の方には貴重な映画体験ができるので
おすすめ。









ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 6

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック