浮かれたゴミ屋さん(「高興」のこと)上映日決定

私の今年の上半期中国映画ベスト1である「高興」が
第二回したまちコメディ映画祭で特別招待上映される
ことが決定したのでお知らせします。
ちなみに邦題はこの作品を選んだプログラミング
ディレクターである暉峻創三さんがつけたものです。
私ではありません(笑)
私は「クズ拾いの恋」はどう? と提案したのですが
クズ拾いはたぶん放送禁止用語。

字幕の翻訳はこれからなんですが、難度高いです。
何しろ陝西方言てんこもりでラップです。
中国語のラップを翻訳するのは初めてなので
今から腕が鳴る反面、果たして上手く訳せるのかと不安でもあり。
おまけに暉峻さんからも、
「正直いま一番日本語字幕で見たい映画」とまで
プレッシャーをかけられていて。

この映画は発想の勝利。
賈平凹の原作を見事に換骨奪胎、中国初のミュージカルに
仕上げてしまった。
まあ、かつて革命京劇というミュージカルはあったけれども。
ミュージカルの王道であるソロもデュエットも群舞もきちんと押さえつつ、
なおかつ中国らしく泥臭く、土臭く、汚く(笑)
中国でミュージカルやるならこれしかないという説得力がある。
正直言って宝塚のようだった「ウインター・ソング」に完全に勝ってる。
私は劇場で「マンマ・ミーア」を見た直後にDVDでこちらを鑑賞して
全然負けてないじゃんと感動しました。
もちろん台詞部分も笑えます。
どの役者も超個性的で、「クレイジー・ストーン」といい勝負。
(郭濤のほかに黄渤と梁小軍という「クレイジー・ストーン」の
間抜け泥棒3人組の手下2人も出ている)
女優陣の田原と苗圃もそれぞれの持ち味を生かして好演、
特に苗圃 は一見の価値あり。
監督の阿甘ははっきり言ってずっとB級作品ばかり撮ってたので
彼がこんな映画を撮ってしまったことにもびっくり。

上映は9月24日の午後4時から浅草公会堂でたった一度きりなので
どうぞお見逃しなく。
もちろん私も見に行きます。(家から遠くないし)
帰りにお好み焼きでも食べるかなあ。

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この記事へのコメント

けいてぃ
2009年08月26日 23:58
こんばんは、はじめまして^^
いつも拝見させていただいてます。
『高興』の日本上映を知り驚き興奮してしまいました。
事後報告ですが自ブログに上映情報掲載させていただきました。
沢山の人が来るといいですね^^
マダム・チャン
2009年08月27日 07:47
宣伝ありがとうございます。
浅草公会堂がガラガラというのはイヤなので
私も友人たちを誘って見に行くつもりです。
下町らしくワハハハと笑い声が出るといいの
ですが。潔癖症の人にはちょっとお薦めしが
たいけど。
titichan
2009年08月27日 12:21
マダム、けいてぃさん、こんにちは。

『高興』、是非見に行きたいのですが
時間が合わないので諦めます。

大陸からDVDを入手することはできるかもしれませんが
やはり私の場合は日本語字幕がないと、面白さが半減しそうなので字幕がほしいです。

日本で劇場公開されるといいんですが...。
あるいは、ほかの映画祭でも上映されないかなぁ?と
期待しています。
今年も東京・中国映画週間があったら上映されるかしら?
マダム・チャン
2009年08月27日 21:23
それは残念です。
劇場公開は…たぶんないのではないかと(笑)
見る人によっては勘弁というシーンもありますし、
スターが全然出てないし。
可能性あるとすれば来年の大阪アジアン映画祭で
しょうか。
東京中国映画週間はこんな中国のドンくさい
イメージを強調した映画は絶対にやらないと
思いますね。
ただ、こちらでは、ひょっとすると「建国大
業」をやるのでは?と別の期待はしています。
segu
2009年09月09日 21:36
お勧めの「高興」中国でDVDを買ってきて観ました。
セリフも面白いし、西安のいろいろな職業(笑)の人が
楽しそうに踊っているシーンとかがとても素敵だと思いました。郭濤のひきしまっていない肉体と笑顔がかわいいですね。
ただし個人的には、下ネタ(汚物ネタ)がかなり苦手なので、何度も見る気がしません。
他の部分が十分楽しいんだから、次回作からは下ネタは
控えたら?と是非監督さんにお伝えください。
マダム・チャン
2009年09月10日 07:51
でも、あのスカトロは実は原作通り
なんですよ。原作のほうがもっと強
烈。監督はあれでもかなりソフトに
しています。
汚い中の純なものというのがテーマ
なので、あれらがまったくなかった
ら、味がなかったのではないかなあ。

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