マダム・チャンの日記

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zoom RSS 追凶者也

<<   作成日時 : 2017/02/07 06:48   >>

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中国映画のDVDがますます手に入りにくくなりました。
特に北京と上海。
北京に住む友人や実家が上海の友人に頼んで
観たい映画を手に入れていたのですが
『七月与安生』などは北京の友人が南京に出張に
行って、ようやく手に入れてくれました。

ネットでダウンロードして見るのが普通になってきてるから
だそうです。海賊版撲滅をしなくても自然淘汰されたという
わけです。
というわけで、重慶北京東京を行ったり来たりしている友人
が春節にUSBに入れてくれたのがこれ。
一昨年、上海国際映画祭で『烈日灼心』でグランプリをとった
曹保平監督の最新作。
この監督、犯罪サスペンス物がよほど好きと見えて
今回も貴州小の田舎を舞台にした犯罪映画。
『烈日灼心』はホモソーシャスな男の映画だったけど
今回はまったく(笑)。

せっかくリウ・イエを使いながら、『藍宇』の彼はいずこと
いうぐらい田舎町の汚い修理工の中年を方言丸出しで
やっています。リウ・イエも、もう40だものなあ。
そして、そんなに熱演してるのに意外と際立ってなくて
損してるのは『南京! 南京!』みたい。
目立ってるのは張訳が演じる残酷なのにコミカルという
犯人役のほう。
彼が出てきた途端、リウ・イエはかすみます。
『最愛の子』で誘拐された子を捜す親たちのリーダー役
『山河ノスタルジア』の父親役
ここのところ乗りに乗ってる俳優です。
上海国際映画祭、この作品で主演男優賞をあげるなら
絶対に彼だと思うけどなあ。リウ・イエではなく。

殺人容疑をかけられる村の若いチンピラ役の段博文も
良かった。
そして、彼の恋人役が初めは王子文とは分からなくて
でも、すごく存在感あるのでいい女優が出てきたなと
思ううちに、この目は見覚えがあるぞと思ったら、
『男人幇』のシャオシャオ、『唐山大地震』の息子の嫁
じゃないですか。
曹保平は女優の起用もうまいです。
『李米的猜想』の周迅といい
この王子文といい、女優が身をやつしてまでやりたいと
思う役をさしだして、女優魂に火をつけるんだろうなあ。
張訳の恋人役の女優も存在感あった。

肝心のストーリーですが
誰かもブログに『心迷宮』に似てると書いていて
やっぱり、みんなそう思うのねと思いましたね。
小さな田舎町で殺人が起こり
みんなが犯人でないかと猜疑心の塊になるところが
よく似ています。
こちらのほうがあとなだけに
監督が有名なだけに
二番煎じ感は拭えません。
『心迷宮』は無名の俳優ばかり、でも上手い。
こちらは上手いけど、知った顔の有名俳優がやってる
だけに、まあねえ、上手くて当然と思ってしまう。
映画としては『心迷宮』に一日の長があるという感じで
しょうか。
曹保平、犯罪物でない映画でその手腕を観てみたい
ものです。

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