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今月送られてきた『人民中国』が入った封筒を開けた途端、 涙が溢れてきた。 幼稚園の建物が倒壊、10数時間後に人民解放軍によって救出された 3才の男の子が担架の上に横たわったまま、 兵隊さんたちに敬礼している写真だった。 こうして書いている今も涙がこぼれてくる。 敬礼自体はカメラマンか誰かがやらせたのだろう。 中国の男の幼児は、それこそ、犬のお手のように「敬礼」を 仕込まされるから。 私が涙したのは、この子がどんな思いで10数時間も 瓦礫に埋まっていたかを思ったから。 どんなに心細かったことだろう。 痛くて、ひもじくて、寒かったことだろう。 しばらくは夜暗くなると怯えて泣くことだろう。 恐怖のトラウマが一日も早く癒されるといいのだが。 今回の四川地震の被害の多くは人災だと言っていい。 杜撰な工事で命を失くした何の罪もない子どもたち、 愛するわが子を失った親御さんたちの悲しみを思うと、 平静ではいられない。 |
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