|
昨日の午前中は息子の塾の保護者会。 塾の保護者会は春夏秋冬と年に4回あるが、私が必ず出席するのは 1月と4月の保護者会。 1月には新学年の学習方法などについて詳細な説明があるから。 そして、4月は今年の卒塾生のクラス別進学先が口頭で発表されるから。 室長先生は担当教科が国語のせいか、話にとても含蓄がある。 はっきりとは言わないけれど言外の意に深いものがあり、 それを推し量るのも私の楽しみの一つ。 ニコリともしないけれど辛口のユーモアがあるところも好き。 もっとも私自身は簡潔な表現しかできない人間なので、 夜、塾から帰宅した、今年自分の志望校の合格者が少なかったことを とても気にしていた息子が、「先生、何て言ってた?」と聞いてきたから、 先生がはっきりとは言わなかったけれど言いたかったであろうことを、 ずばりと伝えてやった。 「要するに去年の6年は出来が悪かったんだってさ。」 塾ママたちとのランチのあとは、地下鉄を乗り継いで早稲田へ。 先週はほとんどガイダンス的な話だったので、 昨日が実質的には最初の授業。 結論から言うと、なかなかレベルの高い学生(も)いて、まずまずの感触。 大学3年から修士課程2年までと広範囲の選択授業なので、 レベルにはばらつきがあると思うとの中文の先生から事前にお話があった通り、 確かにレベルはさまざまだったけど、 それは院生だから、学部生だからということではなく、 院生でも指されてから慌てて電子辞書を引き、なおかつろくな訳出ができない 学生もいる一方で、 学部生でもサイマルよりもずっとレベルが高い学生もいた。 2年間サイマルで教えていて一度も出なかった翻訳の本質を突くような 質問も初回早々に出て、 これぞ大学の文学部の授業の醍醐味、というのを感じさせてくれたのは 学部の4年の女の子だった。 「原文では彼女としか言ってないのは脚本家がわざとぼかして 愛人とはっきり書いていないような気もするのですが、それを 日本語字幕で”女”と訳してしまってもいいのでしょうか?」 いい質問ですねえ。 私の答え。 「その前の冒頭に、妻が出た主人公の携帯電話をガチャっと女が切る シーンがあり、それでもうどんなボンクラな観客でもここで言っている ”彼女”というのが主人公が付き合ってる”女”であることは明らかな わけだから、日本語ではっきり”女”と訳出しても問題はないと思う。 冒頭のシーンがなく、ここから話が始まるのなら伏線としてぼやかし て訳したほうがいいかもしれないけれど。」 彼女の他にも2〜3人、なかなかセンスのいい学生がいるようなので、 俄然今後の展開が楽しみになる。 正直言うと、深く考えずに引き受けた後で、報酬を告げられて、 大学の非常勤って、こんなに安いの!?とショックだったけど、 刺激が受けられるのなら、価値はあると思い直した次第。 |
| << 前記事(2008/04/19) | トップへ | 後記事(2008/04/24)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
マダムチャンはいろんな活動をしているようですね。いろんな活動から面白さや楽しさを得、何だか、このような生活がいいなぁと思った。 |
mihou 2008/04/22 13:43 |
大学でマダムの授業が受けられるなんて幸せですね!羨ましい! |
今岡 2008/04/22 18:40 |
先生の授業、楽しそうですね! |
manhong 2008/04/22 22:20 |
mihouさん |
マダム・チャン 2008/04/23 05:35 |
今岡さん |
マダム・チャン 2008/04/23 05:37 |
manhongさん |
マダム・チャン 2008/04/23 05:39 |
初めて書き込みさせて頂きます。いつもマダムのブログ、楽しく拝見させて頂いております^^。大学でマダムの授業が受けられるとは、東京の学生さんの地理的環境を羨むばかりです。是非、わが街・名古屋にもおいで下さい。A大学など中国関連に強い大学が、マダムをスカウトして下さると良いのですが…独り言、申し訳ありません。 |
ming ming 2008/04/29 17:38 |
ming mingさん、ありがとうございます。 |
マダム・チャン 2008/04/30 07:03 |
| << 前記事(2008/04/19) | トップへ | 後記事(2008/04/24)>> |